関西弁の意味

関西弁やんの2つの使い方と意味

よく使う関西弁の1つに”やん”があります。

最近では関西だけでなく関東でも若い人が使ったりもしていますね。

そんな関西弁「やん」には2つの使い方や意味があります。

いったいどのような使い方と意味があるのでしょうか?

関西弁やんの2つの使い方と意味

関西弁の”やん”には2つの使い方があるんですが、語尾につけるやんと~しやんがあります。

1 語尾につける”やん”

例)

  • うそやん!(うそだろ!)
  • その服イケテルやん!(その服イケテルよね)
  • さっき起きたばかりやねんやん!(さっき起きたばかりでね)
  • こないだ言うてたやん(こないだ言ってたじゃん)

標準語で「だろ」とか「よね」とか「でね」とか「じゃん」に値する言葉の多くが、
関西ではほとんど”やん”になります。

2 ~しやん

例)

  • そんなことようしやんわ(そんなこととても出来ないわ)
  • 今日授業でやんとくわ(今日授業出ないでおくわ)
  • 寝坊しやんように(寝坊しないように)
  • 傘忘れやんように(傘忘れないように)

この~しやんは、正直”や”をつける必要はないのですが、大阪市内の南部や堺といった南大阪や三重方面では”や”をつけて表現します。

北大阪や京都、神戸ではほとんど使わない表現ですが、南大阪の人や三重の人はかなりの頻度で~しやんと言うので、知っておいて損はないでしょう。

以上、2つの”やん”の意味と使い方でした。