関西弁ででけへんとできひんという言葉があります。
どちらも出来ないを表す言葉ですが、どう違うのか?解説したいと思います。
関西弁でけへんとできひん違いは何?
まず、地域によって使う言葉が違います。
- 京都・滋賀・奈良→できひん
- 大阪・兵庫・和歌山→でけへん
ざっくり言うと、上記のようになります。
細かいことを言うと、大阪でも京都に近い地域(寝屋川・枚方・高槻・摂津・茨木など)はできひんを使う人が多いし、奈良でも生駒など大阪寄りの地域に住んでいる人はでけへんを使う人が多いように思います。
ただ、最近これも変わって来ていて関西弁が標準語化してきているので、
最近の20代以下の子は地域に関わらず、”できひん”を使う人が増えて来ています。
できないのないをそのまま”へん”に変えて”できひん”です!
同じように、足りないは以前は足れへんとかも使っていましたが、今はほとんどの人が足りひんを使います。
でけへんとできひん違いまとめ
- どちらも同じ出来ないという意味
- 地域によってでけへんを主に使う地域とできひんを使う地域がある
- 最近の若い人は多くができひんを使う
でけへんとできひんをまとめると以上のようになりました。
ぜひ参考にして下さい。