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関西弁でよく聞く言葉に勝たれへんという言葉があります。
関西の中でも、大阪、兵庫、和歌山、大阪寄りの奈良県でよく使われる言葉で京都や滋賀ではこの勝たれへんという言葉はあまり使われません。
勝たれへん=勝たれないってどういう意味なの?
そう思う人も多いのではないでしょうか?
そこで勝たれへんの意味や使い方について解説したいと思います。
関西弁勝たれへんの意味は?勝てへんとの違いも!
勝たれへんは、勝てないの意味で大阪や兵庫、和歌山等で使われる言葉です。
※使い方の例)
- さすがに大阪桐蔭には野球で勝たれへんやろ→さすがに大阪桐蔭には野球で勝てないだろ
- 京大に行ったK君には勉強では勝たれへんわ→京大に行ったK君には勉強では勝てないや
こんな感じで割と日常生活では使います。
一方で、京都や滋賀では勝たれへんを使わず、そのまま勝てへんを使います。
※使い方の例)
- ギャンブルなんか勝てへんから止めとき→ギャンブルなんか勝てないから止めなさい
このへんがかなりややこしいのですが、大阪や兵庫、和歌山では勝たないの意味で勝てへんを使うので、勝たれへんを使います。
- 大阪や兵庫では、勝たない→勝てへんになるので、勝てない→勝たれへんとなります。
- 一方、京都や滋賀では、勝たない→勝たへん、勝てない→勝てへんとなります。
したがって、大阪弁でいう勝たれへんは京都弁の勝てへんと同じ意味ということになります。
同じように、よく野球とかで打てないと出てくると思いますが、大阪や兵庫では打たれへん、京都や滋賀では打てへんと言います。
関西弁勝たれへんの意味まとめ
- 勝たれへんは標準語でいう「勝てない」の意味
- 勝たれへんは大阪、兵庫、和歌山では使われるが、京都や滋賀では使われない
- 大阪弁の勝たれへんは京都弁でいう勝てへんと同じ意味
- 大阪や兵庫では勝たないの意味で勝てへんを使う
以上、関西弁の勝たれへんの意味についてまとめました。
関西以外の人は知らない人も多いと思います。
ぜひ、この記事を参考にマスターして欲しいです。