大阪弁

行かへんと行けへんの使い方や意味の違い

関西特に大阪や和歌山・兵庫では行かないのことを行けへんと言い、
行けないのことを行かれへんと言います。
(※ただし大阪でも高槻・寝屋川・枚方など京都寄りの地域では
行かないのことを行かへんと言います。)

 

例)

  • 今日カラオケ行かない→今日カラオケ行けへん?
  • 今日風邪で学校行けないわ→今日風邪で学校行かれへんわ

 

上記のように、
行かないの意味で行けへんを使い、行けないの意味で行かれへんを使います。

 

一方で京都や奈良・滋賀では行かないの意味で行かへんを使い、
行けないの意味で行けへんを使います。

 

例)

  • 今日カラオケ行かない→今日カラオケ行かへん?
  • 今日風邪で学校行けない→今日風邪で学校行けへんわ

 

これ敬語ではそのまま行かないと行けないで同じ関西でも違いはないのですが、
タメ語になった場合、特にいろんな地域の集める高校生ぐらいから
必ずと言っていいほど直面する問題です。あ、同じ関西弁でもちょっと違うと。

 

同じ関西人でも分かりにくい言葉なんで関西以外の地域の人にとっては
もっと分かりにくいと思います。

 

まとめると、

  • 行かない→行けへんとなる地域
    (大阪・兵庫・和歌山)
  • 行かない→行かへんとなる地域
    (京都・奈良・滋賀)

こう覚えておいたらいいと思います。

 

最近は関西弁も標準語してきているので、
大阪や兵庫・和歌山でも行かないをそのまま行かへんと言う若い世代も多いです。
しかしながら、行けないを行けへんと使うのは少数派でほとんどが行かれへんを使います。

 

ぜひ知っておいてください。