京都弁

京都弁はると大阪弁はるの使い方の違い

京都の人がよく使う言葉に”はる”という言葉があります。

基本的に相手を敬う意味でこの”はる”を使うんですが、
大阪弁の”はる”と京都弁の”はる”で微妙に使い方が違います。

言う→言わはる(京都)、言いはる(大阪)

買う→買わはる(京都)、買いはる(大阪)

書く→書かはる(京都)、書きはる(大阪)

気に入っている→気にいったはる(京都)、気に入ってはる(大阪)

このように、
京都では”はる”の前がア段になるのが特徴的で、
言わはるの”わ”、買わはるの”わ”、書かはるの”か”、気に入ったはるの”た”すべて
ア段になっています。

大阪では言います、買います、書きます、気に入ってますから
言いはる、買いはる、書きはる、気に入ってはるという風に”はる”を使います。

また、イントネーションも微妙に違うんですが、
京都では書かはるの”か”にアクセントが来るのに対し、
大阪では書きはるは”き”にアクセントは来ず、そのまま平坦な感じになります。

このあたりは実際にしゃべってもらわないと分からないと思うんですけど、
京都は基本的に”ア段”+はるという使い方をするということだけ覚えておいてください。