京都弁

京都人ぶぶ漬けでもどうどすか?の意味

昔から、京都の人がぶぶ漬けでもどうどすか?という言葉は
そのまま受け取らずに、
そろそろ帰って下さいよという意味なんで注意しましょうと言われています。

 

現在ではぶぶ漬け(お茶漬け)でもどうどすか?と言う人はいないですが、
例えば、コーヒーもう1杯いかがですか?とか言われたら、
そろそろ帰りなさいよと意味していることが多いです。

 

他に、元気なお子さんでよろしいなぁと言う場合、
子供うるさいから静かにさせてという意味だったり、
その考えは違うと思ったら、嫌とははっきり言わずに
他にどんな意見ありますか?と言ったり、

 

メールなんかをしていて、
疲れてると思うから適当に休んで下さいねと言われたら、
もうメール終わらせましょうという意味だったりと、
京都の人は相手をいかに傷つかせないように遠回しに表現することが多いです。

 

京都以外の人の場合、この独特の表現に気づかないことが多く、
ついついコーヒーをもう一杯頂いてしまったり、
勘違いしてしまいがちなんですが、
その場の雰囲気を敏感に察知して、察してあげることが最重要です。

 

なかなか難しいけど、
表現ではなく、雰囲気やその場の空気で本音を分かるようにしてあげてください。