関西弁の違い

言われへん、言えへんの違い

言えないのことを関西では(京都や滋賀を除く地域では)
言われへんと言います。

例)

そんなこと言われへんわ

その件に関しては言われへんetc・・・・

これは、老若男女に関わらず、関西の多くの人が使います。

言えないだけでなく、

●会えない→会われへん

●買えない→買われへん

●食えない→食われへん

言われへん、会われへん、買われへん、食われへんの4つが一番使われるのですが、
”えない”→”われへん”となります。

これは古語から来ており、会える→会われる→会われぬ→会われへん
となり、会われるの”れ”が可能助詞、”ぬ”が否定になるので、
会われへんと。

ちょっと、分かりにくいですかね?

しかし、京都や滋賀など関西でも東の地域の場合、

●言えない→言えへん

●食えない→食えへん

●買えない→買えへん

●会えない→会えへん

とそのまま”ない”の部分を”へん”に変えるだけになります。

上記の言えへん、食えへん、買えへん、会えへんは、
大阪や兵庫(大阪寄りの地域)、和歌山では、

●言わない→言えへん(ゆえへん)

●食わない→食えへん(くえへん)

●買わない→買えへん(かえへん)

●会わない→会えへん(あえへん)

となります。

これが関西以外の地域に住んでいる人が
最も分かりにくいと言われている部分の1つなんですが、
大阪や兵庫の場合、わないがすべて”え”+へんになり、
”えない”が”われへん”になります。

いいでしょうか?

ぜひ、覚えておいてください。