京都弁

関西弁はるの京都と大阪での使い方の違い

関西弁で相手を敬う時に使う”はる”ですが、
京都と大阪でやや使い方が違います。

(例1) 先生は、あの映画を見て、泣かれました。

※京都

先生は、あの映画を見て、泣かはった。

※大阪

先生は、あの映画を見て、泣きはった。

(例2)  先生は、あの洋服が似合っています。

※京都

先生あの洋服似合ったはるわ。

※大阪

先生あの洋服似合ってはるわ。

総評

京都はア段+はるになるのが特徴で、

読む→読まはる

買う→買わはる

飲む→飲まはる

似合っている→似合ったはる

くつろいでいる→くつろいだはる

大阪では、イ談+はるになるのが特徴

~ているの場合、そのまま”てはる”になる。

読む→読みはる

買う→買いはる

飲む→飲みはる

似合っている→似合ってはる

くつろいでいる→くつろいではる

どちらでも、意味は通じますが、
はるの使い方で京都人か大阪人か区別をすることが出来ます。

あと、イントネーションも微妙に異なり、
京都の場合、はるの前の単語にアクセントが来ます。

関西の場合、滋賀も京都式のはるの使い方ですが、
兵庫(神戸)や和歌山などは大阪式のはるの使い方です。

ぜひ知っておいてください。