関西弁の違い

けーへん、こーへん、きーひんの意味と違い

関西弁でけーへん、こーへん、きーひんという言葉がありますが、意味は全部同じで、すべて”来ない”を意味します。

それではそれぞれどんな違いがあるのか分かりやすくまとめたいと思います。

けーへん、こーへん、きーひんの意味と違い

まず、今若い人が最も多く使うのが”こーへん”です。

こないの”ない”を”へん”に変えて、こーへんが主流。

”出ない”のでーへんと同じパターンです。

しかし、以前までは”けーへん”が主流で、多くの人がけーへんを使っていました。

40歳以上の人は、けーへんを使う人の方が多いように思います。

きーひんは京都で使われる言葉ですが、年配の人が使うぐらいで、若い子は、ほとんどこーへんを使うように変わってきています。

地域別でみると、

北大阪、神戸、京都、滋賀、奈良→こーへん

大阪市内、南大阪、兵庫(大阪寄り)、奈良(大阪寄りの地域)和歌山→けーへん

京都の一部→きーひん

となっています。

けーへん、こーへん、きーひんの違いまとめ

  1. けーへん、こーへん、きーひん意味はすべて来ないを指す
  2. 以前はけーへんが主流だったが、最近はこーへんが主流になってきている
  3. きーひんは京都の年配の人のみ使う

けーへん、こーへん、きーひんの違いについてまとめるとこのようになりました。

意味はすべて来ないで同じですが、使う世代や地域によって使う言葉が違うというのを覚えておいてください。