関西弁の意味

関西弁へんとひんの違いと使い方と意味

関西弁へんとひんの使い方についてと意味について書きます。

関西以外の出身の方はこの”へん”と”ひん”でどのように使い分けているのか分からない人も多いのではないでしょうか?

いったい”へん”と”ひん”でどう違うのか?まとめます。

関西弁へんとひんの違いと使い方

●へん

イ段以外で終わる「ない」をへんで言い換える。

※しないのみせーへんとなることが多い。

例)

  • 見えない→見えへん
  • 出ない→でーへん
  • 負けない→負けへん
  • 飲まない→飲まへん※大阪弁では飲まない→飲めへんになる
  • 書かない→書かへん※大阪弁では書かない→書けへんになる

例外1)

~てないは”ない”の部分をへんに変える。

  • してない→してへん
  • 言ってない→言うてへん
  • 会ってない→会ってへん

(例外2)

書けない、行けないなど”けない”は”かれへん”と特殊な変化

  • 書けない→書かれへん ※京都弁ではそのまま書けへん
  • 行けない→行かれへん ※京都弁ではそのまま行けへん
  • 落ち着けない→落ち着かれへん ※京都弁ではそのまま落ち着けへん

大阪や兵庫では~かれへんと表現。

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●ひん

イ段で終わる「ない」をひんで言い換える。

  • 見ない→みぃひん
  • いない→いーひん
  • しない→しぃひん ※大阪ではせーへんと言う
  • 着る→きぃひん
  • 似ない→にぃひん
  • 出来ない→できひん

関西弁の多くはへんを使うと9割OKで、ないの前がイ段で終わるものだけひんを使います。

その中でも特によく使うのは、
見ないの見ーひんと着ないの着ーひん、しーひんは京都の人はよく使うけど大阪ではせーへんと言います。

なので、見ーひんときーひん、この2つだけ抑えておけば十分。

後はほとんどが”へん”を使うと覚えておいたら楽でしょう。

ぜひ知っておいてください。